「拝み屋怪談」続編に藤田富が喜び。「ドンピシャでお話をいただけた」

BSテレ東で7月8日スタートの連続ドラマ「拝み屋怪談Ⅱ」(月曜深夜0:00)の制作会見に主演の藤田富、共演の北原里英、久住小春が参加した。

同作は、東北で拝み屋を営む郷内心瞳氏がつづった怪談実話「拝み屋怪談」シリーズのドラマ化第2弾。昨夏のシーズン1の時から「原作はまだまだ先があったので、やれるならやってみたいという思いがあった」という郷内心瞳役の藤田は「夏はホラーが盛り上がる時期なので、あるとしたらこの時期かなと思ってたら、ドンピシャでお話をいただけてうれしかったです。視聴者の皆さん、スタッフの皆さんのおかげです。気合を入れて、初めてのつもりで演じさせていただきました」とうれしそう。

シーズン1との違いについては「郷内の妻が登場して、より彼の個人的な、人間的な部分が見えるし、拝み屋と対となる存在と言える小橋美琴という霊能師も出てきて、仲間ができた感覚でうれしい」と明かした。

妻・真弓役の北原は「奥さんができて、今までよりも一気に郷内さんが人間らしいキャラクターになったんじゃないかと思います」と指摘し、「ホラーなので怖いシーンがたくさんある中で、2人の日常がちょっとほのぼのしていて新婚生活も垣間見えるので楽しみにしてほしいです。とはいえ、郷内さんはキャピキャピした新婚生活ってタイプじゃないので、一般的な夫婦とは違う夫婦像を表せるようにと、自分の中で真弓役は新しいアプローチでした」と手応えも口にした。

霊媒師・美琴役の久住は、普段から「霊感は全くない」といい、「霊能師というのは、当たり前に“そういうもの”が見えているのかなと思うので、私だったらビックリしちゃうけど、見えているのが当たり前というのを演じるのは難しかったです」と苦労を明かした。

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