内藤剛志が大泉洋をライバル視!?「捜査一課長」が東京湾納涼船の一日船長に

内藤剛志が捜査一課長・大岩純一を演じ、捜査員たちの熱いドラマを描く「警視庁・捜査一課長」の新作スペシャルが、7月7日と14日(午後9:00)に2週連続で放送される。これを記念して、主演の内藤が東京湾納涼船の一日船長に就任し、作品の舞台ともつながる東京湾の名所を巡りながら一般の乗船客と交流を楽しんだ。

新作スペシャルの2作はそれぞれ異なる事件を追うストーリーだが、実は深層でリンクしているという趣向。7月7日放送では、隅田川の屋形船に爆弾が仕掛けられたとの一報から事件は始まり、乗客の男の失踪、そしてその男が奥多摩で死体となって発見されたことから、捜査は混迷の度合いを深めていく。隅田川署の女性刑事(壇蜜)とともに、事件の真相に大岩課長が迫る。そして14日放送では、宇宙飛行士候補発表記者会見場に爆発物を仕掛けたという脅迫電話から事件が幕を開ける。「登壇者がうそをついたら爆発させる」と脅し、さらにはその爆弾は“屋形船爆破未遂事件”と同じだと告げられた。新人刑事(山本舞香)と大岩課長はこの二つの事件の関連を追う。

イベントでは、東京湾納涼船が出航した後、芝浦とお台場を結ぶレインボーブリッジの手前で内藤が特設ステージに上がり、「この船の上でドラマの撮影をする時って、レインボーブリッジの真下で撮ることが多くて、いい絵を撮るチャンスは1回しかないんですよ。通り過ぎてしまったらNGになるので、俳優としてはめっちゃ緊張しますよ」という“ドラマあるある”を披露。その後、乾杯の音頭をとったところで、今回は何事もなく無事にレインボーブリッジの下を通過した。

そして、主に若年層の乗船客が詰めかける中、トークイベントがスタート。そのトークの合間にも女性から「内藤さ~ん!!」と黄色い声援が飛び、それにノリよく応える一幕も。また、プレゼントをかけてのじゃんけん大会などで大いに盛り上がった。

今回の一日船長について、「この船に乗って大島に行って撮影することも多かったんです。この船の中で撮影をしたこともありますしね。そういう思い出のある船ですので、とてもうれしかったです」という内藤。また、若い世代の人たちと交流したことについては「普段のスタジオの中での撮影って本当に静かというかね。だから、こういうところに来て、お客さんが目の前で盛り上がってくれることで実感できるところもあるんです。このドラマではショッピングセンターでイベントをさせていただいたりしていますが、他のドラマでもできるだけいろんなイベントに出させていただきたいと思ってます」と本当に楽しそうな様子をうかがわせた。

さらに、「今日のこのイベントをきっかけに、『あのおっさんの出てるドラマ』って思って見てもらって、『初めて見たけどなんかいいよね』って思ってもらえたらすごくうれしいです。みんなで一丸となってやることっていうことの喜びとか楽しさを、世代を超えて伝えたい。このドラマにかかわっているスタッフとキャストは、そういう思いで、それを願って日々やっています」とメッセージを送った。そして、「今日、キャーキャー言ってくれてた娘たちは絶対見てくれよって思いますよ。このドラマの真裏には、大泉洋が出てるんでしょ? 俺か、大泉洋か、どっちを選ぶんだっちゅうことですよ(笑)」と、ちゃめっ気たっぷりにアピールした。

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