ベントレー、スパ24時間に2種類の100周年スペシャルカラーのコンチネンタルGT3を投入へ

 7月4日、ベントレー・モータースポーツは7月26〜28日にベルギーのスパ・フランコルシャンで開催されるインターコンチネンタルGTチャレンジ/ブランパンGTエンデュランスカップのトタル・スパ24時間に、ベントレーの100周年を記念したスペシャルカラーを施した4台のコンチネンタルGT3を投入すると発表した。

 GT3カーの最高峰と言えるイベントであるスパ24時間には、今季は72台ものエントリーが集まっているが、そのうちベントレー・チームMスポーツ/チームMスポーツ・ベントレーからは4台のコンチネンタルGT3が参戦する。

 そんな4台は、今季100周年となるベントレーのスペシャルカラーをまとうことになった。カーナンバー107/108のベントレー・チームMスポーツの2台は、1927〜29年のル・マン24時間優勝車、そして2003年にル・マンを制したベントレー・スピード8のカラーリングを彷彿とさせる、ブリティッシュグリーンのカラーリングをまとうことになった。カーナンバーも2003年のル・マンを制した7と8に、100周年の100を組み合わせ107と108とするこだわりようだ。

 一方、チームMスポーツ・ベントレーから参戦する109と110の2台には、ブラックとゴールドの100周年記念カラーが施されることになった。この色はベントレーの「エキサイティングな未来」を示すという。

 このブラックとゴールドのカラーリングはまた、ゲームロフトとのコラボレーションにより、同社のレースゲーム『アスファルト8:エアボーン』内のイベントで登場し、アンロックするためのイベントも行われるという。

「ベントレー100周年の記念の月に、モータースポーツにおける過去と未来の象徴をともに走らせることになり、大いに楽しみにしている」と語るのはベントレーのブライアン・ガッシュモータースポーツディレクター。

「ブリティッシュグリーンのカラーリングは常に我々のファンに愛されており、このデザインを愛する人は多い。このカラーリングでル・マン24時間を制しており、そしてまた別の24時間レースの勝利を狙うのはふさわしいことだろう」

「そして我々が100周年を迎えるなかで、非常に象徴的なブラックとゴールドのカラーリングで新たなパワーを得ることができる。そして重要なことに、我々は勝利を狙える4つのドライバーチームをもっているんだよ」

ベントレー・スピード8のカラーを彷彿とさせるブリティッシュグリーンのカラーリング
ベントレーの「エキサイティングな未来」を示すブラックとゴールドのカラーリング
ベントレー・スピード8のカラーを彷彿とさせるブリティッシュグリーンのカラーリング
ベントレーの「エキサイティングな未来」を示すブラックとゴールドのカラーリング
2003年のル・マン24時間を戦ったベントレー・スピード8

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