昨今は各チームに予算の制限が課せられたり、外国人の獲得に100%の税金がかかるようになったりと、ルールが厳しくなり続けている中国。
しかしそれでも支払える金額は世界屈指であり、今夏もヤヤ・トゥレが2部の青島黄海に加入した他、ラファエル・ベニテス監督が大連一方の指揮官に就任。さらに有力なオファーで欧州のタレントを魅了していると言われる。
メディアで「中国移籍の可能性がある」と伝えられる4名の選手をまとめてみよう。
マルコ・アルナウトヴィッチ(ウェストハム)
今年1月にも中国からのオファーが届いていたというアルナウトヴィッチ。クラブに移籍したいと要求を出したものの、最終的にはチームに残った。
しかし今夏も再び中国のクラブ(上海上港といわれる)からオファーが舞い込んだ。その移籍金は半年前の半分程度に当たる1970万ポンド(およそ28.7億円)だが、今回こそアルナウトヴィッチはアジア行きを決めたいと心に決めているよう。
ピーター・クラウチ(バーンリー)
38歳になった巨人クラウチ。すでにラジオDJとしても活躍しており、引退後はメディアでの仕事をすると明言している。
現在中国のクラブからかなり大きな額でのオファーを受けていると言われているが、彼はまだ将来の決断を下していないそう。バーンリーのショーン・ダイチェ監督はクラウチをオプションとして残しておきたい意思を示しているが…。
ステファン・エル・シャラウィ(ローマ)
先日中国のクラブからのオファーを断ったと伝えられたエル・シャラウィ。その後上海申花のキケ・フローレス監督が辞任したこともあり、移籍の可能性はないかと思われた。
しかしながら、ここに来て『Sky』はエル・シャラウィが中国移籍を再考していると伝えた。給与の提示は年1500万ユーロ(およそ18.2億円)にまで増加しているとか…。
ブリット・アソンバロンガ(ミドルズブラ)
今多くのクラブから注目を集めているのがコンゴ民主共和国代表FWアソンバロンガ。イングランドの下部リーグで得点を量産してきた有力なストライカーだ。
しかし現在は立場がやや悪化していると言われ、1月にもブリストル・シティに移籍する直前だった。現在はフラム、シェフィールド・ユナイテッド、中国、中東からオファーがあるとのこと。