【熊本県感染症情報】百日ぜき患者20人 週間報告数が最多

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 6月24~30日の県感染症情報によると、百日ぜきの患者が20人報告された。全患者数を調べるようになった2018年以降、1週間の報告数としては最多。今年の累計は171人で、昨年同時期(27人)の約6倍となっている。

 保健所管轄別では、熊本市や御船、菊池、荒尾・玉名で増えており、家庭や学校内での感染が多い。原因は百日ぜき菌で、激しいせきが出る。乳幼児はせきで呼吸ができず、窒息や肺炎を合併して死亡する例もある。

 せきなどの飛沫[ひまつ]で感染。県健康危機管理課は、せきを人に向けない、うがいや手洗いの励行のほか、ワクチン接種などを呼び掛けている。

 県内50定点医療機関から報告された手足口病の患者数は、前週比9人減の472人で、県全体で警報レベル。ヘルパンギーナが菊池と八代、リンゴ病(伝染性紅斑)とはやり目(流行性角結膜炎)が荒尾・玉名、咽頭結膜熱が宇城で警報レベル。

 梅毒が3人、腸管出血性大腸菌感染症(O157)とレジオネラ症が各1人、報告された。(林田賢一郎)

(2019年7月5日付 熊本日日新聞朝刊掲載)