レンジャーズ・リンが今季11勝目 大谷は5打数2安打

【エンゼルス3-9レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

レンジャーズは、今季ここまで10勝をマークしている先発のランス・リンが7回2失点の好投を披露。初回にマイク・トラウトの25号ソロでエンゼルスに先制を許し、9安打を浴びたものの、粘り強いピッチングで7回115球を投げ抜いた。打線はルーグネッド・オドーアが2本塁打5打点の活躍を見せるなど、14安打9得点でリンを援護。エンゼルスを9対3で破り、リンはリーグ最多タイとなる今季11勝目(4敗)をマークした。一方のエンゼルスは、先発のグリフィン・キャニングが4回途中6失点でノックアウトされ、今季5敗目(3勝)。打線も得点圏で7打数1安打に終わるなど、好機を生かせなかった。

トラウトの一発で先制を許したレンジャーズは、2回裏にアズドゥルバル・カブレラが同点の犠牲フライ。3回表にアンドレルトン・シモンズのタイムリーで勝ち越しを許したものの、3回裏にノマー・マザーラが逆転の2点タイムリー二塁打を放ち、4回裏にはオドーアに11号2ラン、ダニー・サンタナにタイムリーが飛び出して主導権を握った。7回裏にはオドーアがこの試合2本目となる12号3ランを放って7点リード。9回表にコール・カルフーンのファーストゴロの間に1点を返されたが、試合の行方に影響はなかった。なお、エンゼルスの大谷翔平は最初の2打席でヒットを放ったものの、第3打席はショートゴロに倒れ、続く2打席はチャンスで凡退。5打数2安打で今季の打率は.310となった。

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