爆竹でクマ威嚇 西蔵王公園 キャンプ場は依然、全面閉鎖

 山形市の西蔵王公園のキャンプ場付近で7月2日、クマ1頭が目撃され、園内は当面の間、全面閉鎖されることになった。公園では3日朝、爆竹を使い、クマが近づかないための対策が講じられた。 

2日から全面閉鎖となった山形市の西蔵王公園では、3日午前9時から園内のキャンプ場や駐車場合わせて3か所で爆竹を使用し、音でクマを威嚇して園内に近づけないようにする対策が講じられた。午前と夕方合わせて1日2回のペースでこの対策を続けていく予定。

【インタビュー】公園スタッフ
「キャンプ場とバーベキュー広場など、そういう所でお弁当食べたりするので、食べた後の処置をしっかりしてもらう」

 西蔵王公園では2日午前9時ごろ、キャンプ場付近の広場でクマ1頭が散歩中の男性によって目撃され、園内を全面閉鎖する措置がとられた。山形県村山総合支庁などによると、閉鎖は今後2週間は続く見込みだ。

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