女性隊員も活躍!救助技術競う 県内初開催の“関東大会” 長野

災害や火災の現場で人命救助にあたる消防隊員。その技術を競う「関東大会」が初めて長野県内で開かれました。先日、ニュースで紹介した長野市の女性隊員も出場し活躍しました。 

「関東大会」は県内初開催。県消防学校には1都9県から371人の精鋭が集結しました。高い塔の上から救助者を引き上げたり、ロープを渡ったりと正確でスピーディーな救助技術を競いました。
(訪れた人)「すごいですね、機敏で。日ごろの訓練の成果を出してほしい」
(家族)「旦那が出ていた。県大会とはまた違って、ドキドキした」
今回の出場者で唯一の女性隊員が長野市消防局の古畑匡希隊員です。県大会の「ロープブリッジ救出」の部で、大会新記録で優勝したメンバーのひとりで、女性隊員では県内で初めて関東大会出場を決めました。「ロープブリッジ救出」は、4人一組で20メートルのロープを渡って、要救助者を吊り下げ救助し、脱出までのタイムを競います。
(古畑匡希さん)「最初は緊張していたが、チームの3人から“いつも通り、楽しく”と言われたので思い切りいこうと」
隊員がロープを渡って、要救助者役の古畑隊員の元へ。手際よく器具を装着し・・・。長野市消防局は、全体でトップのタイムをマーク。見事、全国大会出場を決めました。
(古畑匡希さん)「楽しかった。いいレースができた。(全国大会は)きょうよりいいレースが出来るように頑張りたい。」
全国大会は8月25日、岡山県で開催されます。

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