「大須を盛り上げろ」 コメ兵が名古屋グランパスのパートナーになった理由

3日、コメ兵は名古屋グランパスと2019年パートナー契約を締結したことを発表した。

コメ兵はラグジュアリーなブランドを中心とした買取・販売を行い、リユース文化の醸成につながる取り組みを行っている。コメ兵が本社を構えるのは名古屋市中区の大須商店街で、同商店街に大きな店舗を構えている。

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プレスリリースでは、

名古屋市、愛知県を盛り上げ、地域発展に貢献していきたいと考える名古屋グランパスと、同じく、名古屋に本社を構え、多くの方にリユースを身近に感じてもらいたいコメ兵との思いが一致し、今回のオフィシャルパートナー契約の締結に至りました。また、名古屋グランパスは、コメ兵が本社を構える名古屋市中区の大須商店街に、2019年4月にオフィシャルショップ『クラブグランパス』をオープンしたことも本契約のきっかけとなります。

と同じ商店街仲間になったことが契約締結になったようだ。

名古屋グランパス側も「地元企業の皆さまと一緒に愛知県を盛り上げたい。」そのような想いを常に抱いており、長年大須商店街で活躍をされているコメ兵様とご縁を頂くことができ、大変感謝しております。」とコメントしており、相思相愛のパートナー契約と言えるだろうか?

そこで、コメ兵の広報担当に取材してみたぞ。

ーー今回「パートナー」になるにあたり名古屋と共に取り組みたいことを具体的に教えてくださいますか?

「クラブグランパス」と弊社店舗がともに大須商店街にございますので、大須商店街から名古屋、愛知県を盛り上げる活動をしてまいります。具体的には、大須に来てもらえるだけでなく、コメ兵の店舗をご利用いただいた方には「クラブグランパス」にもよっていただける(その逆も)、そんな企画を検討しております。

また、弊社の店舗は愛知県内に11店舗ございますので、大須商店街だけにとどまらず、愛知県の店舗全体で、名古屋グランパス様と地域を盛り上げていける企画が実現できればと思っております。

ーー私自身も大須商店街、そしてコメ兵さんには訪れたことがあります(画像はその時のもの)。地元の方曰く「もっとも活気のある場所」と言われたのを覚えています。全国の方々に名古屋また大須商店街の魅力を教えてください。

多種多様なお店、イベント、歴史あるお祭りなど、個性と文化が凝縮された、老若男女問わず楽しむことができる商店街です。お店は、ナショナルブランドの店舗がすくなく、メイン通りはもちろん、メイン通りをつなぐ脇道にも個性的な店舗が集まっています。

(大須観音)

地域の方、ボランティアの方が「大須商店街を盛り上げたい」という思いが強く、お祭りやイベントの際には一致団結して取り組んでいる、人と人のつながりが強い商店街です。ヒト、モノ、コト、様々な出会いを楽しむことができる「日本一元気な商店街」だと感じております。

ーーありがとうございました。

(大須商店街の様子、通行人の顔はプライバシー配慮のため消させて頂いた)

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近年商店街と言えば、大規模なショッピングセンターの出店の前に無くなってしまうことも少なくない。コメ兵の代表取締役・石原卓司氏は「日本一元気な商店街といわれている大須商店街をますます盛り上げていくことはもちろん、名古屋グランパスファミリーの皆様、地域の皆様の豊かなくらしづくりに、微力ながら貢献してまいります。」と語っている。

サッカークラブと共に地方創生はなりうるのか。今後の具体的な企画にも注目していきたい。

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