参院選に370人が立候補|候補者の党派別、年代別の人数・男女比は?

 

4日に公示された第25回参議院議員通常選挙(以下、今回の参院選)に立候補したのは、選挙区と比例代表合わせて370人となりました。選挙区は215人、比例代表は155人で、全体で389人が立候補した前回の2016年の参院選と比べ、選挙区で10人、比例代表で9人減少し、全体で19人の減少となりました。
今回の参院選は、昨年の法改正を受け、前回よりも選挙区で1議席、比例代表で2議席増の124議席をめぐっての争いです。45の選挙区には215人(定数74)、比例代表には155人(定数50)が立候補しました。

各政党ごとの立候補者数

各政党の立候補者数をみると、選挙区では、自民党が49人、立憲民主党が20人、国民民主党が14人、公明党が7人、共産党が14人、日本維新の会が8人、社民党が3人、れいわ新選組が1人、安楽死制度を考える会が9人、NHKから国民を守る党が37人、オリーブの木が6人、幸福実現党が9人、労働者党が6人、無所属が31人、日本無党派党が1人でした。

比例代表では、自民党が33人、立憲民主党が22人、国民民主党が14人、公明党が17人、共産党が26人、日本維新の会が14人、社民党が4人、れいわ新選組が9人、安楽死制度を考える会が1人、NHKから国民を守る党が4人、オリーブの木が4人、幸福実現党が3人、労働者党が4人、となっています。
370人の立候補者のうち、男性は266人、女性は104人(28.1%)で、女性候補の数は前回の96人を上回っています。また最年少の候補者は32歳、最年長は87歳でした。

候補者の年代別男女比は?

「候補者男女均等法」が昨年5月にできてから初の国政選挙となる今回の参院選の候補者の男女比を見てみましょう。

30代:43人(20人、46.5%)
40代:116人(36人、31.0%)
50代:104人(29人、27.9%)
60代:72人(13人、18.1%)
70代:30人(6人、20.0%)
80代:5人(0人、0%)
(※括弧内…女性候補者の数、割合)

党派別の男女比

自民:82人中12人(14.6%)
立憲:42人中19人(45.2%)
国民:28人中10人(35.7%)
公明:24人中2人(8.3%)
共産:40人中22人(55.0%)
維新:22人中7人(31.8%)
社民:7人中5人(71.4%)
N国党:41人中5人(12.2%)
オリーブ:11人中2人(18.2%)
れいわ:10人中2人(20.0%)
安死:10人中1人(10.0%)
幸福:12人中5人(41.7%)
労働:10人中1人(10.0%)

30代の候補者の党派別内訳

自民3人(0人)
公明4人(1人)
立憲5人(2人)
国民2人(2人)
維新4人(2人)
共産12人(8人)
N国党8人(2人)
幸福3人(2人)
無所属2人(1人)
(※括弧内は女性の候補者数)

今回の参院選の投開票日は7月21日(日)です。選挙ドットコムでは参院選特設サイトを公開していますのでそちらも併せてご覧ください。

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