テレビ東京系で7月20日放送の「出川哲朗の充電させてもらえませんか？」（土曜午後6：30）に中居正広がゲストライダーとして登場し、「あぁ新緑の山形縦断！絶景の蔵王に赤湯！ゆけ温泉街道105キロ！ですがひゃ～中居くんが破天荒すぎてヤバいよヤバいよSP」と題して、2時間半のスペシャルをおくる。
同番組は、出川哲朗がゲストと共に電動バイクで旅をして、充電が切れたら「充電させてもらえませんか？」と旅先の心優しい人にお願いしながら旅をするという“人情すがり旅”が特徴の旅バラエティー。今回、出川が20年来の親友である中居に自身の冠番組への出演をオファー。その結果、スーパーアイドル“中居正広”の出演が実現した。
中居が同系の番組に出演するのは、2014年の「開局50周年特別企画50年のモヤモヤ映像大放出！この手の番組初めてやりますSP」にSMAPとして出演して以来。さらに、“ロケ”に出るのは1996年3月に終了した「愛ラブSMAP」以来およそ23年ぶりで、単独では初出演となる。
旅のスタートは、樹齢1000年超といわれる山形・東根の大ケヤキ前から。水田を横目に走っていると、電柱の影からゲストの中居が突然姿を現すが、出川は全く気付かずそのままバイクを走らせる。「てっちゃん…てっちゃん…待ってよ」と、走って追いかける中居。それに気付いた出川も「ちょっと待ってよ！ 全然わかんないし！ どこにいたの!?」とグダグダの出会いに。納得のいかない中居は「スターっていう“テイ”でやっているんだからっ」と出会いのシーンをやり直しする。出川の茶番に中居は「ヘタクソ」とツッコみ、出川は「ごめん、ごめん！ 確かにさんまさんの時は人集まってたから…」と返すと、中居がさきほど出会った人たちを呼び込み囲んでもらう場面も。
今回、番組では中居スペシャル仕様のバイクを用意。バイクで走行中、2人の出会いを聞くと、96年から放送していた「中居くん温泉」（読売テレビ）という深夜番組で共演したことがきっかけだったと出川。中居も「21歳の時だから25年くらい前かなぁ」と懐かしむ。出川は、中居、山崎邦正の3人でよく遊びに行っていたというエピソードを話しつつ、出川が「バリバリのアイドルだったから。よく週刊誌に撮られなかったよね」と言うと、中居は「楽しかったよね」と振り返った。
そんな中、出川と土方Dのバッテリーが8％になり、中居は充電場所を探そうとするが、出川は「まだまだ。8％もあるから」と走り続ける。中居は「おれ心配性だから。トイレットペーパーも四つないとヤダもん…ストック」というと、出川は「トイレットペーパーなんてなくても関係ないから。おれは芯で拭くから！ そういう時は！」と返す。
そして、土方Dと出川のバッテリーが切れると中居も一緒に立ち止まってしまい、出川は「違う違う、（中居くんは）探しに行って」と充電場所を探しに向かうように促す。ところが先に出た中居をスタッフが見失ってしまい、充電させてもらえる場所を求め、番組初の「本当にひとりで探す」ことに…。そして、カメラがないまま山形の民家でガチ交渉。行方不明になった中居にロケ現場は大混乱する中、追いついたカメラに中居が一言「すみません。勝手に交渉しちゃってすいません。なんとか誰も来ないうちに交渉しようかな」と、破天荒すぎる中居らしい一幕も。
平山大吾プロデューサーは「中居正広さんの出演！ スタッフ一同信じられませんでした。出川さんから『焼肉で口説き落としたからっ！』のセリフを聞いた時は、『中居くんがそんなんで落ちるワケないだろ！』と正直思ってしまいましたが…。続けていればこんな夢のようなことが起きるんだと。しかも山形まではるばる来てくれ、2日間に渡る長時間ガチンコロケ！ さらに山形は涼しいから大丈夫だろうと思いきや、このロケ日は晴れていたものの、北海道で39.5℃を記録した全国的にとんでもない猛暑日！ 中居さんが走行中“暖房がずっと当たっている感じ”と表していた、炎天下の中のまさに地獄のようなロケでした。そんな中でも中居さんは、出会った人に笑顔で答え、ロケ中、写真にも応じてくれました。出川さんのことを『てっちゃん、てっちゃん』と呼ぶ、中居さんと出川さんのお互いを知り尽くしている二十数年来の仲だからこそのやりとりは本当に面白いですので、どうぞご期待ください！」とアピールしている。
