参院選長崎選挙区 候補者に聞く・1 神谷幸太郎氏(43) N国・新

 現職、新人計3人が立候補した参院選長崎選挙区(改選数1)。長崎新聞社は争点や改憲、本県の活性化策への考えなど全15問を各候補者にアンケートした。結果を7回にわたって紹介する。

【争点】今回の参院選の争点は。

 消費税増税。安倍政権は10月に消費税を8%から10%に増やす方針だが、いいことは一つもない。老後に年金以外で2000万円が必要だという問題と、それに対する内閣の対応にも国民の注目が集まっている。NHKの受信料問題も、国会でもっと審議すべきだ。

【最重要課題】国政の最重要課題は。どう取り組むか。

 国政に民意がもっと伝わるべきだ。現状の議会では、選ばれた国会議員だけに意思決定が委ねられており、違和感がある。政治に対する国民の関心も低いと感じている。直接民主主義を導入することで、選挙や政治への関心が高まるのではないかと期待する。

【評価】安倍政権をどう評価するか。

 今の政権では、国民が置き去りになっている。増税も、外交も、年金もそうだ。年金制度は今すぐ止めた方がいい。最近になって「年金以外に2000万円が必要」というニュースに驚いている人が多いが、随分前から年金制度は崩壊している。説明が足りない。

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