【MLB】大谷翔平、25歳の目標は「優勝」バースデー弾「打てて良かった」試合後の一問一答

アストロズ・バーランダーから本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

3回2死でバーランダーから中堅への13号ソロを放つ

■エンゼルス 5-4 アストロズ(日本時間6日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地アストロズ戦で25歳の誕生日を自ら祝う13号ソロを放った。「3番・DH」で3試合連続スタメン出場し、第2打席で通算214勝を誇るジャスティン・バーランダー投手から豪快弾。25歳の誕生日の大谷を自ら祝福するバースデー弾となった。

 3回2死走者なしでバーランダーが投じた、1ボールから高めの95マイル(約153キロ)の直球をフルスイング。打球速度108マイル(約174キロ)の打球はセンターのフェンスを越えるソロ本塁打となった。4試合ぶりの13号。バーランダーとはこれが今季初対戦だったが、昨季に続く2年連続の本塁打となった。

 試合後の大谷の主な一問一答は以下の通り。

――3回の本塁打を振り返って。
「よかったと思います。良いところでしたけど、しっかり打てて良かったなと思います」

――今日が25歳の誕生日。
「ありがとうございます。自分の誕生日に打ちたいなということはないですけど、カードの頭ですし、首位のチームなのでそういう意味では良かったかなと思います」

――3本目のバースデーアーチです。
「年々自分の誕生日に興味が薄れてきているので、あまり気にしてはいないですけど、そういう日に多く打てるのはいいんじゃないかなと思います。毎日毎日試合に出ることが大事ですし、そこで結果を出したいと思っています」

――相手は好投手のバーランダー。
「1打席目もいいように打ち取られた。なかなか3打席立ったら、全部が全部いい打席にできるような投手じゃないので、1打席しっかりいいものにできたのは良かった」

――試合前にはキャッチボールも。
「軽めにやりました。良かったかなと思っています」

――バーランダーのイメージは。
「速球派じゃないかなと思いますね。投球の大半を真っ直ぐが占めていますし、真っ直ぐだけではないですけど、そこが1番強い投手じゃないかなと思います」

「1打席目はちょっと考え過ぎていたので2打席目はフラットに」

――本塁打がチームへ与えた与えた影響も大きかった
「どうですかね。カルフーン選手が打ってくれたのが、まずそれが大きかったと思います。ああいう高さの、難しい力のあるボールをしっかりいい方向に、いい結果に結びつけるというのはできて良かった」

――1打席目からの切り替えは
「ある程度割り切っていってますね」

――直球が甘くなると?
「それはないですね。どの投手も変化球の方が失投の確率は高いんじゃないかと思うので、何を狙うか、何を捨てるかもありますけど、基本は何も待たないほうがいいのかなと思います」

――バーランダーに対してのアプローチは。
「1打席目はちょっと考えすぎていたのかなと思っていたので、2打席目はフラットな状態で、自分のいいものを出していこうと思っていきました」

――待ち球は作らなかった?
「1打席目は色々考えてましたけど、良くないなと思ったので。2打席目以降はそんなに考えていなかったです」

――去年もこの時期に対戦。1年間の成長実感できる?
「去年はこういう感じでは捉えていなかったので、数少ない打席の中でどう思うかはないですけど、これからも数多く対戦すると思うので、1回1回反省して。今日打ったのは良かったですけど、打てなかった打席は反省しながら、次回の対戦に向けてやりたいなと思います」

――バーランダーの軌道への特別なアプローチは。
「特にはないですね。1球1球なにか特別なボールを投げるわけではないので、普通に真っ直ぐスライダーカーブチェンジアップ、オーソドックスな球種のレベルがどの投手よりも1ランク2ランク高いので、こちら側が特別なことをしようじゃなく、失敗したら次につなげればいいし、成功したら成功したで良かったなということなので」

――25歳の目標は
「やっぱり優勝すること。個人も大事ですけど、そこ目指してやっていたら、いい結果が残るんじゃないかと思います」(Full-Count編集部)

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