【MLB】“バースデー弾”大谷翔平をエ軍監督は大絶賛「安定して良い。とても頭がいい」

アストロズ・バーランダーから本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

6日アストロズ戦でバーランダーから13号ソロ「上手く打てなかった時でも足でヒットに」

■エンゼルス 5-4 アストロズ(日本時間6日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地のアストロズ戦で「3番・指名打者」で3試合連続フル出場。1点リードで迎えた3回2死走者なしの第2打席目で、通算214勝右腕・バーランダーから中越え13号ソロを放った。この日25歳の誕生日を迎えた大谷がバースデーアーチで自らを祝い、4打数1安打1打点。チームは5-4で勝利し、貯金1とした。

 1点リードした3回2死。バーランダーの95マイル(約153キロ)の直球を捉えると、バックスクリーンへ消える13号ソロを放った。これで5試合連続安打。6月は打率.340、9本塁打、22打点と好成績を残したが、7月も打率.429、1本塁打、1打点と好スタートを切った。オースマス監督は「彼の打撃は安定して良い。ヒット、長打、本塁打を打っている。上手く打てなかった時でも足でヒットにする。ショウはとても頭の良い打者だ。今日25歳になったばかりだが、とても頭の良い打者だよ」と称えた。

 チームはバーランダーにカルフーンの逆転19号2ラン、シモンズの4号ソロと3本塁打を浴びせ、トラウトは8回に2番手ロンドンから26号ソロ。一発攻勢でバーランダーに黒星を付けた。14~17年までバーランダーの古巣・タイガースで監督を務めていたオースマス監督は「何年もバーランダーを直接見ているが、彼は素晴らしい闘志の持ち主で、偉大な投手だ。厳しい相手だということは分かっていた。それでも、負かすことのできない投手はいない」と語った。難攻不落の右腕からの白星に感激した様子だった。(Full-Count編集部)

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