嵐の櫻井翔が総合司会を務めた日本テレビ系音楽番組「THE MUSIC DAY 2019 ～時代～」（午後1：30）。「時代」をテーマに、ベテランから若手まで約60組のアーティストが集結し、次の時代に残したい平成の名曲、新たな時代・令和を飾るアーティストによる時代を超えて受け継がれる曲を9時間半にわたって生放送。このほど番組の放送が終了した。
放送7年目となる今年は去年に続き、地上波放送と並行して、古坂大魔王および青木源太アナウンサー、市來玲奈アナウンサーの3人のMCによる「裏配信☆大魔王の部屋」がYouTubeやニコ動、Twitter、Facebookで配信を実施。
「裏配信★大魔王の部屋」のラストには、チョコレートプラネットとニッチロー’が登場。チョコプラの長田庄平と松尾駿は「アーティストさんのパフォーマンスを、ずっとステージそばで見ていました」と長丁場の出演について語る中、ニッチロー’は「僕はずっとストレッチしてました」とボケた。長時間の裏配信を続けてきた古坂のテンションも最高潮になり、「芸人が来ると何をしゃべってもいいからホッとする」と3人の勢いに同調していた。
最後は櫻井らが進行を務めている地上波と生中継を結び、多くのアーティストが積み重ねてきたドミノを倒していくも、途中でハプニングが発生。古坂は「こういうのも面白いでしょ？」と苦笑いしつつ、「毎回ラストに芸人さんが来るのがうれしい」と語り、ニッチロー’はイチローのものまねを披露して去っていった。チョコプラはおなじみの「TT兄弟」ネタの起源を明かし、その後も古坂とチョコプラのトークがグダグダと続いたが、突然締めとなり終了となった。
囲み取材では、芸人としての「THE MUSIC DAY」出演について問われた3人。「こんなすごい壮大な番組の間にちょいちょい出演させていただいて。櫻井さんの次ぐらいに僕ら出させていただいて、めちゃめちゃうれしいです」と長田が語ると、「アーティストさんしか出られないと思っていたところに芸人が出られるなんて、夢のようです」と松尾も続いた。ニッチロー’は「チョコプラさんはもちろん今人気の芸人さんなので、“なんで僕なんだろう？”と思いながらも缶バッジプレゼントを紹介していました。一言もしゃべってないです」と、自虐で笑いを誘った。
3人は、みんなで松平健と「マツケンサンバⅡ」に参加できたことがうれしかったとのこと。また、氣志團とのコラボレーションでは、松尾が最後のキメのポーズで1人だけ逆にしてしまったことを指摘され、「奥さんからLINEが来て、めちゃくちゃ間違ってたと指摘された」と悔しがりつつも、楽しい思い出となったようだ。
アバター企画ではものまねで人気の、和泉元彌の格好で臨んだ長田。「元彌さんがキレキレのダンスを踊っていて。八代亜紀さんとIKKOさんと3人でダンスしてるっていう（笑）。すごい“時代”ですね」と、番組タイトルにも掛けたコメントをした。
ニッチロー’は、ステージまでアーティストを見に行っていたと話し、「矢沢（永吉）さんが良かったです。カッコよかった」と感動した様子。チョコプラの2人も、「袖からアーティストの2人を見られて、特等席です」と加えた。特に「ヒルナンデス！」（同系）で一緒にレギュラーを務めるHey! Say! JUMPの八乙女光、有岡大貴の2人を舞台で見て「スターだな、ちゃんとアイドルやってるな」と感心していた。
最後に、いつかはアーティストとして番組に出演したいと語った3人。長田が「（中島みゆきの）『時代』を歌いたい」とコメントすると、すかさず松尾が「無理だよ」と鋭いツッコミ。ニッチロー’が「弾き語りをしたいです」と大きな野望を明らかにすると、会場は大きな笑いに包まれた。
