令和初の夏、熱く 選手宣誓「楽しみたい」

一斉行進のリハーサルを繰り返す球児=横浜

 第101回全国高校野球選手権神奈川大会は7日、横浜スタジアムで開会式を行って開幕する。愛知に次いで全国2番目に多い181校が出場し、28日の決勝まで熱戦が展開される。

 開幕を翌日に控えた6日は同スタジアムで開会式のリハーサルを実施し、1974~77年の東海大相模以来となる史上3校目の“4連覇”を目指す横浜を先頭に、各校の選手らが入場行進を練習した。選手宣誓する荏田の宇賀神薫主将(3年)は「スタジアムの中心に立ち、実感が湧いてきた。181校の代表として、一生に一度なので楽しんでやり切りたい」と力を込めた。

 開会式は7日午前11時にスタート。始球式は春夏合わせて甲子園で5度の日本一に導いた渡辺元智前横浜監督(74)が行う。司会は県横須賀のマネジャー早田桃花さん(3年)が務める。

 午後1時10分から金沢-津久井浜の開幕試合が行われ、11日から県内11球場で計180試合が行われる。優勝校は8月6日から16日間、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われる全国選手権大会に、神奈川代表として出場する。

© 株式会社神奈川新聞社