“フリー俳優”川瀬陽太が「監察医 朝顔」で身元不明の遺体役で月9初出演

芸能事務所に所属せずフリーで活躍する名脇役・川瀬陽太が、7月8日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9:00)に出演する。

同作は新米法医学者・万木朝顔(上野樹里)と刑事で父の万木平(時任三郎)がバディを組んで、さまざまな遺体の謎を解き明かしていくヒューマンドラマ。“月9”ドラマ初出演の川瀬が演じるのは、7月15日放送の第2話に登場する名前すら分からないサラリーマン風の身元不明遺体。朝顔たちが解剖したところ、炎天下の中で発見されたにもかかわらず、凍死していたことが判明する。

芸能事務所に所属しないフリー俳優として活動している川瀬は、美術スタッフとして参加していた「RUBBER’S LOVER」(1995年)に主演することになったのをきっかけに俳優に転身。以後、俳優としてジャンルを問わず、ピンク映画から「シン・ゴジラ」(2016年)といった大作まで映画100本以上に出演している。

川瀬は「25年俳優をやってきて、初のフジテレビ出演が月9なんてありがたい限りです。やりがいがありました」と月9デビューに喜び。撮影を振り返り「これまで誰かをあやめてしまったり殺されたりの役は多々ありましたが、解剖台は初でした。主演の上野さんの、自分への、つまりご遺体に対しての真摯(しんし)な姿に感動しました。それと、俺いま素っ裸で板尾(創路)さんの前に寝そべってんだなと思ったら、大掛かりなコントに参加している気にもなれて緊張もほぐれました」と話している。

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