鷹が8年ぶり10連勝ならず 2点リードの8回にまさかの5失点で逆転負け

オリックス・西村徳文監督【写真:荒川祐史】

ソフトバンクは初回、内川の9試合連続安打となる適時二塁打で先制

■オリックス 5-2 ソフトバンク(7日・京セラドーム)

 ソフトバンクが8年ぶりの10連勝を逃した。7日、敵地京セラドームでのオリックス戦。初回に内川の適時打で先制すると、先発の松本裕が7回までオリックス打線をわずか2安打に封じた。10連勝目前としていたが、8回に投手陣が崩れて一気に5点を失い逆転負け。交流戦明け初黒星を喫して連勝は9で止まり、2011年6月以来となる10連勝を逃した。

 初回、内川の9試合連続安打となる適時二塁打で先制したソフトバンク。4回には甲斐の中犠飛で1点を追加してリードを広げた。松本裕はオリックス打線を7回までわずか散発2安打と好投していた。だが、8回に右腕が2死から二、三塁のピンチを招くと、代わった嘉弥真が福田に中前への2点適時打を浴びて同点に。さらに椎野が満塁からマレーロに中越えの走者一掃適時二塁打を許して、逆転負けを食らった。

 オリックスは逆転勝ち。先発の竹安は7回まで9安打を浴びながらも2失点と好投。打線も7回までわずか2安打と沈黙したが、8回に福田の同点の中前2点適時打、マレーロの走者一掃の適時二塁打で試合をひっくり返し、ソフトバンクの連勝をついに止めた。(Full-Count編集部)

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