DeNA山崎、通算150セーブ王手 史上最年少ペース

DeNA・山崎投手

 <横浜DeNA6-4巨人> ハマの守護神・山崎が、史上最年少での通算150セーブに王手だ。2点リードの九回にマウンドに上がると、1死を奪った後は「相手の術中にはまってしまった」と一、二塁に走者をためてしまい、一発逆転の展開に。それでも「3タテは避けたかった」と無失点で切り抜け、9試合ぶりに今季16セーブ目を挙げた。

 「彼はビジター球場に強くて貢献してくれている」とラミレス監督の信頼は揺るぎない。入団5年目の26歳は、ここまで273試合に登板して149セーブ。登板試合数でも元ベイスターズのクルーン、ソフトバンクなどで活躍した馬原に次ぐ速さで節目が迫るが、本人は「数字ばかり追わず、どっしり構えるだけ」と万全の準備をして来たる日を待つ。

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