ジャパン・インフラ・ウェイマーク、マレーシアAerodyne Groupと業務提携

株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク(以下:JIW)は、マレーシア発のドローンソリューションカンパニーであるAerodyne Group(以下:ADHQ)と業務提携した。

業務提携の内容は、送配電設備に対するドローン点検サービスの共同開発及び提供としている。

業務提携の狙い

JIWが保有するオペレーショナル・エクセレンス(申請、リスクアセスメント、問題検出、レポート提出等)とADHQが提供する送配電設備の点検ノウハウ(空撮・点検ノウハウ、点検ソフトウェア等)を組み合わせ、日本の商習慣に適した電力設備向けドローン点検サービスを共同開発し、同サービスと既存ADHQの提供するサービス全てをJIWが日本市場で独占的に販売を行う。

株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク 柴田 巧CEO(左)と、Aerodyne Group代表者:Kamarul A. Muhamed氏(中央)、エアロダインジャパン株式会社 伊藤 英代表取締役社長(右)

業務提携により共同開発したサービスは、日本全国に電力設備を保有するインフラ事業者のみならず、海外にアセットを保有する日本企業への展開も視野に入れているという。

両社の役割

両社は今後、送配電設備の点検サービスのみならず、洋上構造物やプラント、管路等に向けた点検サービスの共同開発も進めていくとしている。また点検サービスの安定的且つ効率的な提供が行える基盤構築のため、日本国内においてマレーシア人留学生を中心とした点検センターの開設を検討するという。

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