【コパ・アメリカ】怒り心頭のメッシに連盟が反論…最大2年間の出場停止処分を検討

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがコパ・アメリカ3位決定戦チリ戦でレッドカードを受けたことで、南米サッカー連盟(CONMEBOL)を痛烈に批判。連盟側はメッシに何らかの処罰を下す方針のようだ。

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チリ戦に先発出場を果たしたメッシは、36分にガリー・メデルと言い合いになり、マリオ・ディアス・デ・ビバール主審が2人にレッドカードを提示。両チームの選手がヒートアップする事態に発展し、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を用いても判定は覆らず、両者は退場となった。試合後メッシは3位入賞の表彰式に参加せず、インタビューでは「コパはブラジルのためにあるような振る舞いだった。汚職にまみれ、僕たちが表彰式に参加する必要はないと感じた。VARは影響を与えないし、決勝で戦うペルーは不運だと思うよ」と厳しい口調で語っている。

【コパ・アメリカ】審判の判定に不満を漏らすも…メッシが来年のコパ出場を示唆

メッシはブラジルとの準決勝後にも「でたらめな審判」と非難しており、レフェリングの向上を要求していた。メッシのコメントに対し、CONMEBOLは連盟の侮辱に値すると声明を発表。「2016年以来、私たちは南米サッカーの透明化、プロフェッショナリズム、発展のために絶え間ない努力をしてきた。関係者やプロサッカー選手、そして競技への敬意の欠如と判断する」と続けており、2年間の国際大会の出場停止を要求している。

メッシの痛烈批判に協会が反論

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