【カンボジア】シエムレアプに観覧車、北九州市から輸送[観光]

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「アンコール・アイ」の起工式の様子=6月30日、シエムレアプ州(シーキュー・アメニック提供)

アトラクションの企画・開発会社シーキュー・アメニック(香川県高松市)は、カンボジア北西部シエムレアプ州で観覧車「アンコール・アイ」を建設する。北九州市で2017年に閉園した大型遊園地「スペースワールド」の観覧車「スペース・アイ」の解体部品を、カンボジアに輸送して再び組み立てる。投資額は720万米ドル(約7億8,000万円)。年内の完工を目指す。

同社の担当者がNNAに説明したところによると、観覧車は屋外マーケット「BOXVILLE」の敷地内に建設する。高さは85メートルで、キャビンは48個。192人の収容が可能。6月30日に着工し、6カ月間の工期を見込む。

観覧車の建設を前に、カンボジアで全額出資会社のアンコール・アイを昨年6月に設立した。資本金は10万米ドル。

シーキュー・アメニックはこれまでカンボジアで、プノンペン北部のセンソク区に立地するイオンモール2号店の屋内遊園地と屋外のレジャープールを開発。同国で観覧車を開発するのは初めてとなる。国内外ではこれまで、インドネシアやフィリピンなど13カ所で、観覧車を販売または建設している。

同担当者は「これまで観光地などで観覧車や遊戯施設を展開してきた経験や実績に基づき、世界的な観光都市であるシエムレアプでも、観覧車が魅力的な観光資源になりうると判断した」と説明した。

東南アジア諸国連合(ASEAN)で最も高い観覧車は、シンガポール・フライヤーの165メートル。シーキュー・アメニックが建設するカンボジアの観覧車は、ASEAN5番目の高さになるとみられる。