【MLB】ゲレーロJr.が史上最多29発 ピーダーソン、アクーニャJr、アロンソと共に準決勝へ…球宴本塁打競争

MLB球宴のHRダービーに出場しているブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:AP】

ゲレーロJr.は史上最年少でのホームランダービー出場

 第90回MLBオールスターのホームランダービーが8日(日本時間9日)、インディアンスの本拠地クリーブランドのプログレッシブ・フィールドで行われた。球数は無制限で4分間の間にどれだけ多くホームランを放つかを競う。エンゼルスの大谷翔平投手の出場が期待されたが、選出されなかった。

 8人が出場した第1ラウンドはドジャースのピーダーソン、ブルージェイズのゲレーロJr.、ブレーブスのアクーニャJr.、メッツのアロンソがそれぞれ勝利し、準決勝に進出した。

 まず、ドジャースのピーダーソンが21本塁打を放ち、16本塁打だったアストロズのブレグマンを下して準決勝に進出。続いて第2試合で登場したブルージェイズのゲレーロJr.が衝撃的だった。史上最年少でダービー出場となった20歳は次々にスタンドにボールを打ち込み、中には476フィート(約145.1メートル)の特大弾も。2008年にジョシュ・ハミルトンが放った28発を超える史上最多の29発を放ち、アスレチックスのチャップマンを下した。

 さらに昨季、大谷とともにナ・リーグ新人王に輝いたブレーブスのアクーニャJr.が24本塁打を放って、パイレーツのベルに勝利。第4試合ではメッツの新人アロンソが、地元の大声援を受けたインディアンスのサンタナを下した。この結果、準決勝ではピーダーソンとゲレーロJr.、アクーニャJr.とアロンソが対戦する。(Full-Count編集部)

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