人心一新、B1に挑戦 ヴォルターズが新チーム始動

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真剣な表情で練習を見守るネナド・ヴチニッチ新HC=熊本市のルネサス川尻スポーツセンター

 人心一新、三たびB1に挑む-。バスケットボールBリーグ2部(B2)の熊本ヴォルターズは8日、熊本市のルネサス川尻スポーツセンターで新チームの初練習を行った。ネナド・ヴチニッチ新ヘッドコーチ(HC)の下、主力も含め約半数の選手を入れ替え7シーズン目を迎える。

 練習には日本人8選手が集合。約1時間、ボールを使ったストレッチなどで体の動きを一つずつ確認し、フットワークで汗を流した。外国籍2選手と、自主練習で左手を骨折した本村亮輔は参加しなかった。

 昨季終了時に所属した14選手中、残留したのは6人。新たな顔触れにヴチニッチHCは「ハードワークをいとわない選手ばかり。いい編成ができた」と満足げ。守備重視を掲げ「勝ちにこだわりたい。B1(1部)昇格にとらわれず、目の前の一戦一戦を大切にする」と抱負を述べた。6季連続で主将を務めてきた小林慎太郎は「新戦力が多いが、従来のメンバーでしっかり支える」と結束を誓った。

 新戦力組もさっそうとコートを駆けた。昨季は信州をB2優勝に導き、司令塔として期待される石川海斗は「自分の経験を生かし、意思疎通を図ってチームをまとめたい」。B2山形から移籍した佐藤正成は「粘り強い守備で貢献する」、B2だった金沢でプレーした木田貴明は「ピンチで流れを変えるプレーヤーを目指す」と意気込んでいた。

 昨季の熊本は、リーグ戦45勝15敗の過去最高の戦績を残し、西地区(6チーム)で初優勝。しかし、2季連続で進出したプレーオフは敗退し、B1昇格を逃した。

 今季は9月14~16日に福岡県の飯塚第一体育館で開かれる西日本アーリーカップで本格始動。同21日のリーグ開幕戦は、ホームの県立総合体育館でB3から昇格した越谷を迎え撃つ。(坂本尚志)

(2019年7月9日付 熊本日日新聞朝刊掲載)