坂本九の生前最後の肉声と歌声を公開「武田鉄矢の昭和は輝いていた」

BSテレ東では7月12日に「武田鉄矢の昭和は輝いていた 永遠の笑顔 坂本九 3時間スペシャル」(午後7:00)を放送。その印象的な笑顔と甘い歌声で昭和の芸能界に大きな足跡を残した坂本九の生涯を、名曲と貴重映像、そして秘話で振り返る。また、34年前の8月12日に亡くなったその日の数時間前に録音された、坂本の貴重な最後の肉声と歌声も公開する。

坂本九は昭和35年に発売された「悲しき60才」がヒット、同曲は映画化され主役に抜てきされた。日本で最初のアイドルと言われた坂本本人が語る音楽との出会いとは。そして、中村八大、永六輔と「六八九トリオ」と呼ばれた3人が生み出した名曲の数々。なかでも全米チャート1位の快挙を成し遂げた「上を向いて歩こう」誕生秘話では、この曲に対する3人それぞれの葛藤やエピソードが明かされる。また、妻である柏木由紀子との出会いや結婚生活、父親としての顔など、貴重なプライベート映像とともに偉業を振り返る。

橋本かおりプロデューサーは「坂本九の名曲ヒット曲を20曲ほどお届けしますが、34年前の8月12日、生前最後に残された肉声と最後の歌声“心の瞳”を番組内で紹介します。この曲はご家族3人がバックコーラスを務められ、見事な家族のハーモニーとして再録音されています。その家族の思いと九さんがいかに家族を大切にされていたかが、改めて浮き彫りになりました」と話している。

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