【MLB】田中将大、同僚チャップマンと18年ぶり偉業も達成 2001年の佐々木主浩以来

MLBオールスターでア・リーグ二番手として登板し勝利投手となったヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

同一チームの勝利投手&セーブ投手は2001年マリナーズのガルシアと佐々木主浩以来

■ア・リーグ 4-3 ナ・リーグ(日本時間10日・クリーブランド)

 第90回MLBオールスターゲームは9日(日本時間10日)、インディアンスの本拠地クリーブランドのプログレッシブ・フィールドで行われ、4-3でア・リーグが7年連続で勝利した。2度目のオールスター選出となったヤンキースの田中将大投手は2回に球宴初登板。1イニングを無失点に封じ、勝利投手となった。

 0-0の2回に2番手でマウンドへ上がった田中はまず、ドジャース主砲ベリンジャーをスプリットで空振り三振に。続くロッキーズの主砲アレナドは直球で中飛に仕留めて2アウトとした。パイレーツの主砲ベルのニゴロは、チャレンジで判定が覆って内野安打となったが、続くカブスのコントレラスをスライダーで投ゴロに仕留めて無失点に抑えた。

 その直後、アストロズのブラントリーの適時打で1点を先制したア・リーグ。さらに5回にツインズのポランコの適時打、7回にはレンジャーズのギャロのソロなどでリードを拡大。1点リードの9回には、田中のチームメートであるアロルディス・チャップマン投手が締めてセーブをマークした。

 試合後、MLBスタッツは、田中とチャップマンが18年ぶりの快挙を達成したことをレポート。MLBスタッツ公式ツイッターは「勝利投手となったタナカと、セーブのチャップマン、彼らはチームメートで勝利投手とセーブ投手になり、これは2001年のオールスターでのマリナーズ(フレディ・ガルシアとカズヒロ・ササキ)以来の偉業達成」と伝えた。(Full-Count編集部)

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