岡山など5都市が合同で防災訓練 市水道局、南海トラフ地震を想定

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岡山市水道局と応援部隊が行った合同防災訓練

 岡山市水道局は10日、災害時の相互応援協定を交わしている4都市と合同で、近い将来の発生が懸念される南海トラフ巨大地震に備えた防災訓練を市内で行った。

 4都市は東京都と広島、堺、倉敷市で、岡山市を含めた水道部門の職員約80人が参加。最大震度7の地震に見舞われた市内の各所で水道管が破裂し、18万世帯が断水している―と想定した。

 市水道局(北区鹿田町)で開かれた対策会議では、取り決めに従って4都市の応援部隊が応急給水・復旧に当たることを確認。部隊のリーダーが三野浄水場(北区三野)で控える隊員に、給水車を病院に派遣するようテレビ会議を通じて指示した。

 岡山市の今川真・水道事業管理者は「水道は最も重要なライフラインで、被災時には一刻も早く復旧させる必要がある。役割分担をしっかり確認し、迅速な対応につなげたい」と話していた。

 岡山市など18政令指定都市と都は、災害時の相互応援に関する覚書を結んでいる。倉敷市は、日本水道協会県支部が定めた相互応援対策要綱に沿って参加した。