チェルノブイリ原発で式典

シェルター内部稼働、解体へ前進

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爆発事故を起こしたチェルノブイリ原発4号機を覆うシェルターを訪れたウクライナのゼレンスキー大統領(右から2人目)=10日(AP=共同)

 【モスクワ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、旧ソ連時代の1986年に同国北部で爆発事故を起こしたチェルノブイリ原発4号機を覆うシェルター内部のシステム稼働式典に出席した。シェルター内部にはクレーンや換気システムが設置され、原発解体に向けた動きが一歩前進した。

 同原発を10日に訪れたゼレンスキー氏は、原発周辺を観光地として発展させることを目指す大統領令に署名。ウクライナの負の象徴であるチェルノブイリを国家発展の地に変容させていくと強調し「人災による大事故後、本物の廃虚の町がある地球上で唯一の場所を世界に示していかなければならない」と訴えた。