少なくとも4球団がジャイアンツ・バムガーナーの獲得に興味

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今季終了後にフリーエージェントとなるため、今月中のトレード移籍が確実視されているマディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)の市場が少しずつ動き始めているようだ。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、少なくともアストロズ、ツインズ、ブレーブス、ブリュワーズの4球団がバムガーナー獲得に興味を示しているという。この4球団のうち、バムガーナーの移籍拒否リストに含まれていないチームはツインズだけである。

ジャイアンツはトレード市場において売り手に回ることを確実視されており、バムガーナーのほか、ウィル・スミス、サム・ダイソン、トニー・ワトソンといった有力投手が市場に出回ると見られている。ファーハン・ザイディ野球部門社長は「7月31日までに我々が何かを成し遂げなければならないわけではない」と語り、これらの主力投手の放出はマストではないと主張しているものの、ジャイアンツのチーム状況を考えると、主力投手を放出し、若手有望株を獲得するのが得策であることは間違いない。

しかし、ジャイアンツがワイルドカード圏内まで5.5ゲーム差という位置で前半戦を終えたことが事情を複雑にしている。後半戦の戦い方次第では、ポストシーズン進出の可能性が十分にあるからだ。ザイディは「若手選手を放出して今季の戦いを手助けしてくれる選手を獲得することも考えている」と語っており、チームの将来のことを考えつつも、今季のポストシーズン進出を諦めない姿勢を崩していない。とはいえ、リーグワースト3位の成績で前半戦を終えたジャイアンツがトレード市場で買い手として積極的に動き回ることは考えにくく、最終的には大方の予想通り、売り手に回ることになるだろう。

となれば、今季終了後にフリーエージェントとなるバムガーナーとスミスは放出が確実。バムガーナーは一時ほどの絶対的な力はないとはいえ、高確率で試合を作れる先発投手であり、ポストシーズンの経験も豊富なため、トレード市場において注目の存在となるだろう。