サバ輸出、国内需要増で4割減

今年1~5月、缶詰人気や不漁で

©一般社団法人共同通信社

各社のサバ缶

 サバの輸出が鈍っている。健康ブームで国内のサバ缶需要などが高まったことを背景に、今年1~5月の輸出量は前年同期から4割減った。昨シーズンは不漁だったにもかかわらず国内需要は旺盛で、そのあおりを輸出が受ける形となった。

 農林水産省によると、1~5月の輸出量は計約9万7千トンで、前年同期の16万トン超に比べて大幅に減少した。1~5月の輸出額も前年同期の計176億円から、約3割減の計120億円と低迷している。

 農水省によると昨シーズンは不漁だった。在庫が不足しているにもかかわらず、缶詰加工に使われる大型のサバの国内需要が高まっていることが輸出減につながった。