またも不登校ユーチューバーゆたぼんが名言「漢字なんてググったらええ」 反論できないグダグダな大人たち

不登校Youtuberゆたぼんこと中村逞珂さんが、「算数やってみってなったら電卓で調べればええだけやし。漢字はググったらえーだけ」と発言したことで賛否が寄せられています。

発言は7月8日放送のAbemaPrime(AbemaTV)内でのこと。最近になり「急に登校した」といい、VTRに登場。学校には「行きたいときに行くわ」と自由登校であることを説明すると、「給食の時間に行って、5時間目に帰る」「プールの時間」「図工の時間は行く」との登校パターンを明かしたほか、冒頭の持論を展開させさせました。

なかでも「ググればいい」はインパクトを放ったようで、SNSで様々な意見が噴出。

「確かに小中学校ではググれば出てくるような事ばかり教えてるし、ゆたぼん君の言ってる事はあながち間違いではないと思うんですけど」

といった肯定的な意見が一定数ある一方、やはり多いのは否定的な意見。

それらをざっと紹介しますと……。

「仮に、ググればいい、計算機使えばいいが事実だとすると ネット環境のある全人類は等しく高いレベルの知識を持っていることになるが、実際そうではない時点でお察し」

「勉強しなくてもググれば正しい情報が得られるって思い込んでいるような人が、人工地震とか反ワクチンのようなデマに易々と引っかかるんじゃないかなと」

「少年よ、一生受け身の人生か? その手法で答えを得る事は出来るが、最も価値があるのはそこまでの過程。学校で学ぶのはあらゆる経験と社会性だぞ」

「この子の将来がどうなるかはわからないけど、勉強の大切さを伝えられていない今の教育制度には、大いに問題あるよなぁって思う」

「わからないものはググればいいってあったけど、反論難しいw でも反論したくなるのは、やっぱ学ぶ事の大切さを知ってほしいと思うからだなぁって個人的に思う。ゆたぼんが『必要ない』と感じてる事を必要と感じさせるのは、現時点では難しい。それだけゆたぼんが人生経験少ないから」

同番組内で幻冬舎編集者の箕輪厚介さんが、

「うだつのあがらないおっさんが、嫉妬ゆえ、ゆたぼんさんを批判している」といった推測をしていましたが、一概にそうではないことがこうした意見からもわかるのです。

「日本にはいにしえより“ググレカス”なんてネットスラングがありますが、かつては有益な情報が得られたネット上ですが、現在はSEO次第でしょう。たとえばゆたぼんさんについてググろうにも、『ゆたぼんとは? 不登校? 父親は元暴走族? 姉は逃亡? 洗脳されている?』といったタイトルのアフィリエイトブログばかりひっかかります。そうしたサイトを確認すると、同じようなソース不明の“事実”がずらりと出てくるだけ。それで知った気になる人と、疑いつつ掘り下げてググり続ける人の2種類いると思います。ゆたぼんさんは、果たしてどちらなんでしょうか。僕ですか? 僕はまだ、『ゆたぼんさんが最年少パーソナリティとして活躍中のインターネットラジオ局ゆめのため放送局は、パーソナリティが月会費1万円を払って運営しているのかあ』というところまでしか知らず、まだまだ情弱です(照)」(某大型掲示板古参ユーザー)

発言ひとつひとつが話題を呼び寄せるゆたぼんさん。今回は、大人たちが「教育とは……」と考える大切なきっかけを与えてくれたようです。(文◎じゅる王)

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