Sasolが中国の新アルコキシル工場のオープンを祝う

Sasolが中国の新アルコキシル工場のオープンを祝う

AsiaNet 79622 (1285)

【南京(中国)2019年7月11日PR Newswire=共同通信JBN】世界的な総合化学・エネルギーの企業であるSasol Limitedは11日、南京で新しいアルコキシル工場がオープンしたと発表した。同社にとって中国で最大の拡大プロジェクトであるこの施設は同地域でのアルコキシルの生産能力を2倍以上にし、ますます増強する研究開発ならびに技術的な顧客サポート能力によって支えられることになる。

マイルストーンとなるこの成果を祝うテープカット式典に出席したのはSasolのボンガニ・ノクアババ共同社長兼最高経営責任者(CEO)、デボラ・バラセン在中国南アフリカ総領事館代理大使、ムホ・フラフラ上海・南アフリカ総領事である。また、この式典に出席した中国政府当局者はNanjing Jangbei New Area Administrative Committee(南京・江北新区行政委員会)のチョウ・ジンリャン執行副委員長、Nanjing Jiangbei New Materials High-Tech Park(南京・江北新素材ハイテクパーク)のビアン・チョンウ・ディレクターで、Sasolの幹部と従業員、事業パートナーと顧客も参加した。

ノクアババ共同社長兼CEOは「当社の中国での拡大は地勢的な多様性を持ち、高度成長市場に参入し、差別化されたアプリケーションで成長するという、われわれの化学ビジネスの熱意を支えるものだ。当社は25年以上にわたり中国で高品質の界面活性剤を積極的に提供してきた。当社は中国が高価値と区別化されたセグメントに向かって移行が移行していると理解している」と述べた。

ノクアババ共同社長兼CEOはさらに「この拡大により当社は現地の顧客ニーズにより良く応え、世界で最も重要な新興市場での長期的な成長が可能になるだろう」と加えた。

Nanjing Jiangbei New Material Hi-Tech Park(以前はNanjing Chemical Indistrial Park(南京化学工業パーク)として知られた)に位置する35エーカーの敷地の建設が始まったのは2017年6月で、今年4月には本格稼働に至った。この工場は陰イオン界面活性剤を生産する新たな施設を備えるとともに、Sasolの現在のアルコキシル生産能力を年間で約150キロトンに拡大する。

この新工場は分岐アルコールまたは直鎖アルコールを使って操業し、合成洗剤、パーソナルケア、繊維と皮、金属加工と潤滑剤、インク、塗装とコーティング、そして石油とガス、強化された石油回収と産業用クリーニングといった用途の区別化された顧客ニーズに対応する。

Sasolが完全所有するアジアで初の生産施設として、Sasolは中国で1992年以来、非イオン・アルコールエトキシレートならびにアニオン性エーテル硫酸塩を含む界面活性剤を生産している。このプロジェクトは中国市場における現在のSasolの事業フットプリントを大きく拡大するだけでなく、より広範なアジア地域にわたるSasolのパフォーマンスケミカルズの確固として区別化された拡大戦略に向けた第一歩である。

中国事業担当副社長でSasol Chinaマネジングディレクターのシェンツ・ホンシン氏は「最先端の加工技術で構成されるこの工場は、最高基準の運用安全性、信頼性、柔軟性をもって操業する。さらにこのテクノロジーにより、われわれは政府が定めた厳格な環境保護対策に完全に準拠し、環境への影響を最小限にする。当社は高品質な特別仕立てのソリューションで顧客にサービスを引き続き提供しながら、地域経済と優しい環境の両方に、さらに大きな貢献をすることを楽しみにしている」と述べた。

▽Sasolについて
Sasolは世界的な総合化学・エネルギー企業である。才能豊かな従業員を通じて安全かつ持続的に顧客、株主、その他の利害関係者に優れた価値を創造する。Sasolは高度な技術を世界規模の操業施設に統合し、商品と特殊化学品、ガス・液体燃料を生産、商品化している。

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ソース:Sasol Limited