オレンジ色のオタマジャクシ 諫早・森山西小 児童ら成長心待ち

オレンジ色の〝オタマジャクシ〟を観察する児童=諫早市立森山西小

 長崎県諫早市立森山西小(宮永哲郎校長、141人)で、半透明で薄いオレンジ色の“オタマジャクシ”が、児童たちの人気を集めている。水槽の中を泳ぎ回る姿を観察し、「大きくなったら、どんな色になるのかな」と興味津々の様子だ。
 同校などによると、近くの農業者が8日朝、作物を洗うためにためていた水の中で発見し、森山町の農機具店に持ち込んだ。住民に相談し「珍しいので子どもたちに見てもらおう」と同校に預けた。
 体長約2センチの“オタマジャクシ”数匹のほか、黒のオタマジャクシや小さなカエル計約10匹。児童たちは「黒のオタマジャクシは近くの田んぼで見たことあるけど、黄色はない」「足が少しずつ出ていて面白い」と話し、“珍客”の成長を心待ちにしている。

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