「復興へ最大限支援」 南阿蘇村で蒲島知事が対話

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「すがるの里」のメンバーを激励する蒲島郁夫知事=南阿蘇村

 蒲島郁夫熊本県知事は11日、県民対話事業「くまもとジャンプアップ『跳』トーク」で南阿蘇村を訪ね、熊本地震からの復興に向け地域づくりに取り組む住民らと意見交換した。

 蒲島知事は、同村に阿蘇キャンパスがある東海大との交流拠点となっている旧長陽西部小を視察。実習で訪れる学生向けの「復興弁当」をつくる「すがるの里」のメンバーを激励した。

 村役場であった対話集会には住民7人が参加。「すがるの里」の渡邉ヒロ子会長(75)は「これからは震災遺構巡りや視察で訪れる人も増えると思う。被災体験も伝えていきたい」と話した。

 農業や観光業での担い手不足の解消や、インフラ整備を求める意見も出た。蒲島知事は「復興に向け県として最大限の支援をしていく」と述べた。

 集会後は「復興弁当」を味わったほか、陽ノ丘仮設団地を訪問した。事業は県政に県民の声を反映させる目的で2009年度から開いている。(田上一平)

(2019年7月12日付 熊本日日新聞朝刊掲載)