【熊本県感染症情報】デング熱1人報告 海外渡航者注意を

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 1~7日の熊本県感染症情報によると、デング熱が1人報告された。患者は海外渡航者で、県健康危機管理課は夏休みを前に、海外渡航者に蚊や動物などを介した感染症への注意を呼び掛けている。

 デング熱は、主にウイルスを持つ蚊が媒介し、患者はマレーシアで感染したという。予防法は蚊にさされないように長袖、長ズボンを着用したり、虫よけスプレーを使用したりすること。

 世界各地ではしか(麻疹)が確認されている。はしかは空気感染し、感染力が非常に強い。症状は高熱や発疹、せき、鼻水などで、まれに脳炎など重症化することもある。

 同課は「旅行前には外務省のホームページなどで感染症の発生状況を確認し、予防接種も検討してほしい」としている。

 県内50定点医療機関から報告された手足口病の患者は521人(前週比49人増)で、県内ほとんどの地域で警報レベル。

 感染者全員の報告義務がある疾患では百日ぜきが26人で、2018年以降最多となった前週(20人)を更新した。日本紅斑熱、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が各2人、腸管出血性大腸菌感染症(O157)と梅毒は各1人だった。(豊田宏美)

(2019年7月12日付 熊本日日新聞朝刊掲載)