チェンバロ奏者・濱田あや 20日公演

©株式会社新日本海新聞社

「暑い時期なので爽やかなプログラムがいいなと思った」と話す濱田あや=大阪市北区の大阪日日新聞

 兵庫県芦屋市出身でニューヨーク在住のチェンバロ奏者、濱田あやが20日、大阪市北区のザ・フェニックスホールでリサイタル「花鳥風月〜The Beauty of Nature〜」を開く。

 2017年に同ホールの「フェニックス・エヴォリューション・シリーズ」に選出され開いたリサイタルで、「サイズ的にも音響の面でも古楽器にぴったりのホールだと感じた。18世紀にチェンバロが演奏されていた時のような環境で聞いていただけ、気持ちよく演奏できた」と話し、その手応えを胸に2年ぶりに戻ってくる。

 今回は前回の感覚から同ホールに合う選曲で、「自然」をテーマとした。クープラン「恋の夜鳴きウグイス」「森の精」「波」、ラモー「鳥のさえずり」「つむじ風」「めんどり」など「タイトルを見ただけでも想像力が膨らんだり、曲を聴いてぱっと情景が浮かんだり。チェンバロ作品を身近に感じてもらえ、聴いたことがない人にも親しみやすいプログラムに」。

 さらに「通の方にも楽しんでいただけるように」と、武満徹唯一のチェンバロ作品「夢見る雨」や、演奏される機会の少ないベルナール・ド・ビュリの「西風の神」「花の女神」「シャコンヌ」なども組み込んだ。「バッハから武満まで、チェンバロが持つ幅広い表現力や可能性を楽しんでほしい」

 解説トーク付き。午後2時開演。問い合わせは電話06(6363)7999、チケットセンター。