【ワールドカップ女子】優勝パレードでラピノーが熱い思いを伝える「人を愛し、憎しみ合うのをやめよう」

2019FIFAフランス女子ワールドカップでチャンピオンとなったアメリカ女子代表が、ニューヨークで優勝パレードを開催。スピーチを担当した主将ミーガン・ラピノーは大観衆を前に自身の思いを訴えた。

【ワールドカップ女子】アメリカがラピノーPK弾などでオランダに完封勝利!2大会連続4度目のW杯女王に輝く!

ファイナルでヨーロッパ王者オランダと対戦したアメリカは、60分にラピノーがPKで先制弾を挙げると、69分には追加点をゲット。2-0で勝利を収め、ワールドカップ2連覇を達成した。大会でチャンピオンになってもホワイトハウスにはいかないなど、女性差別や移民差別を否定しないドナルド・トランプ大統領を批判してきたラピノー。パレードの壇上スピーチではマイノリティに対する熱い思いを伝えた。

「このチームのキャプテンとなることは絶対的な名誉だった。こんな素晴らしい場所は他にない。大統領選も忙しくて出馬できないわ。ごめんなさいね。過去私は多くの事を言われてきたし、犠牲者であり加害者でもあった。私たちはもっと良くなっていく必要がある。多くの事をもっと愛していき嫌いな事を減らしていく。多くの事を聞き、話すことを減らさなければならない。私たちは理解していかなければならないし協力し合っていくべきなの。あなたが何が出来るか考えた時、このチームを例に挙げてほしい。私たちは女子サッカー選手であり、アスリートであり、そしてそれ以上の存在なの」。

優勝パレードでラピノーが思いを訴える

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