夏の高校野球の神奈川大会1回戦で12日、今春の選抜甲子園に出場したノーシードの桐蔭学園が9-0で横浜立野を下し、初戦をものにした。15日の2回戦は菅と対戦する。
桐蔭学園は先発のエース左腕・伊礼が17三振を奪って完封。打っては公式戦初出場のルーキー木本が初回に先頭打者本塁打を放つなど、3長打で4打点。単打が出ればサイクル安打という華々しいデビュー戦となった。
片桐健一監督は「(八回まで2点差となり)想定内ではあったが、苦しい展開だった。木本は1年生だとは思っていない。あれくらい当然と言ったら言い過ぎだが、いつも通りのスイングをしてくれた」と話した。