【本日1戦目!】マイナビオールスター開幕! 辻・緒方両監督と豪華OB登壇の前夜祭を実施

【本日1戦目!】マイナビオールスター開幕! 辻・緒方両監督と豪華OB登壇の前夜祭を実施

プロ野球の祭典が今年も帰ってくる! 「マイナビオールスターゲーム2019」(テレビ朝日系)が、7月12・13日に連日開催。セ・パ両リーグを代表する名選手たちが、そのパワーで、技術で、勝利への執念で、日本全国の野球ファンを魅了します!

開催に先駆け、11日には東京・六本木ヒルズアリーナでオールスター前夜祭を実施。セ・リーグを率いる緒方孝市監督と、パ・リーグの辻発彦監督が登壇し、熱い胸の内を明かしました。

辻監督は「オールスターとなると、ほとんどの選手がホームランを狙ってくるんでね(笑)。セ・パ両リーグともに素晴らしいホームランバッターがいます。中でも山川(穂高)の特大のホームランに期待したいです」と愛弟子の活躍に太鼓判。対する緒方監督は「顔ぶれを見ても、チームを代表する選手ばかりで非常に楽しみです。初出場の若い選手などもいます。阪神でいえば近本(光司)選手、ヤクルトでいえば村上(宗隆)選手には、対戦していて何回も痛い目にあわされているので、オールスターの場でも活躍してくれるんじゃないかと思っています」とコメントし、同リーグのライバル球団所属の若手選手を起爆剤に挙げています。

第1戦の予告先発はパ・リーグが千賀滉大投手(福岡ソフトバンクホークス)。辻監督は「本当に日本を代表する“JAPAN”のエースと言えるほどのピッチャーですから、千賀くんで行こうと思いました」とコメント。対するセ・リーグは大瀬良大地投手(広島東洋カープ)。愛弟子の先発起用に緒方監督は、「空振りを取れる質のいいストレートも投げられますし、縦変化のカットボールもいいです。三振を狙って投球してくれるんではないでしょうか」と、白熱の奪三振ショーに期待を寄せました。

続いて、両監督はホームランダービーの抽選会にも参加。出場選手は、ファン投票で選ばれた山川穂高(埼玉西武ライオンズ)、B・レアード(千葉ロッテマリーンズ)、吉田正尚(オリックス・バファローズ)、森友哉(埼玉西武)のパ・リーグ4選手と、鈴木誠也(広島)、筒香嘉智(横浜DeNAベイスターズ)、坂本勇人(読売ジャイアンツ)、村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)のセ・リーグ4選手の計8選手。群雄割拠、どのカードも見どころ満載になること間違いなしのメンバーですが、両監督による運命のくじ引きでファン垂ぜんのアツい組み合わせが決定しました! 個人的には、唯一の外国人選手ノミネートのレアード選手に期待。賞金100万円とともに恒例の“スシポーズ”が見られることを祈ります!

なお、抽選結果は以下の通り。

東京ドーム
第1戦:坂本勇人(巨人)VS B・レアード(ロッテ)
第2戦:村上宗隆(ヤクルト)vs 吉田正尚(オリックス)
第3戦:第1戦の勝者 vs 第2戦の勝者

阪神甲子園球場
第4戦:筒香嘉智(DeNA)vs 山川穂高(埼玉西武)
第5戦:鈴木誠也(広島)vs 森友哉(埼玉西武)
第6戦:第4戦の勝者 vs 第5戦の勝者
決勝戦:第3戦の勝者 vs 第6戦の勝者

イベントの後半戦には、過去にオールスターに出場経験のある、前田智徳さん、川上憲伸さん、森本稀哲さんの豪華OBが登壇! 自身が出場した際の裏話や、2019年注目の選手など、さまざまなトークを披露しました。

オールスターのハイライトとして前田さんは、07年のオールスターでの落合(博満)監督との交流についてコメント。「僕、この時けがをしてたんですよ。試合前に落合監督にバッティングを教えてもらって。その教えを試したら打てたんです」と秘話を披露。すると落合監督の教え子でもある川上さんは、「落合さんがあんなに笑顔でハイタッチするのを初めて見ましたよ!」と驚きを隠せない様子でした(笑)。他チームにもかかわらず、アドバイスとは…天才同士、夢の共演ですね!

川上さんは1998年のオールスターMVP獲得時についてトーク。「キャッチャーが古田(敦也)さんで。キャッチングがすごくて、ボールかなと思う球もストライクになって。初めてのオールスター、初めての先発で、すごく緊張しました」と。続けてピッチャーでのMVP獲得の難しさについて清水大輔アナウンサーから問われると、「2イニングを0点で抑えて帰ってきたら、野村(克也)さんが『MVP取りにいくよ~』って、もう1回チャンスをいただいて(笑)」と、獲得の裏に隠されていた裏話をお話ししてくださいました。せんえつながら、あまり野村監督のモノマネは似ていませんでしたね…(前田さんからもツッコミを受けていました)。

森本さんは、誰しもの記憶に残る、2006年の初出場時にドラゴンボールのピッコロになりきって登場したシーンを回顧。「新庄(剛志)さんからも、『一発目だからなんかやれ!』という進言があって、小学校の頃に好きな女の子から『ひちょちゃんって、ピッコロに似てるね』と言われたことを話したら『それやろう!』って(笑)」と、伝説的シーンの誕生についてお話をしてくれました。

最後にお三方は、セ・パ両リーグの注目選手を1人ずつノミネート。前田さんは、「やっぱりオールスターといえばホームランですから」と、両リーグの本塁打王レースを独走する坂本選手と山川選手を挙げると、川上さんは藤川球児投手(阪神タイガース)と、千賀投手を。「予告ストレートなんて彼(藤川投手)ぐらいしかできません、もう1回見たいですよね! 千賀投手には大谷翔平投手が出した162km/hの最速記録を上回って欲しいです」とピッチャーならではの目線でコメント。最後に森本さんは「どうしてもオールスターとなるとお祭り、パフォーマンスに目がいっちゃうんです」と、筒香選手と、源田壮亮選手(埼玉西武)を挙げ「筒香選手には裸の大将、源田選手には(『アンパンマン』の)ホラーマンで出てきて盛り上げてほしいです」と、自身の後継者候補(?)を強くプッシュしました(笑)。

そんな感動あり、笑いありの「マイナビオールスターゲーム2019」は、本日12日、テレビ朝日系で東京ドームから放送です! 年に1度の祭典から目が離せませんよ!

【番組情報】


「マイナビオールスターゲーム2019」
テレビ朝日系
第1戦 7月12日 午後7:00~9:48
第2戦 7月13日 午後6:30~8:54

テレビ朝日担当 I・S

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