【MLB】CY賞右腕「頭に傷を作ってやる」 死球与えた打者への“威嚇発言”が米で物議

敵地メッツ戦に先発したフィリーズのジェイク・アリエッタ【写真:Getty Images】

メッツのフレイジャーに死球をぶつけ、試合後に「不満を持っているなら、僕のところに来ればいい」

 2015年に22勝6敗、防御率1.77でサイ・ヤング賞に輝いたフィリーズのジェイク・アリエッタ投手が“威嚇発言”でMLBから処分を受ける可能性があることを地元メディアが伝えている。6日(日本時間7日)のメッツ戦に先発した右腕は試合後に「頭に傷を作ってやるから」と死球を与えた相手打者に過激な発言を口にし問題となっている。

 地元TV局「NBCスポーツ」は「トッド・フレイジャーに対する威嚇に関して、ジェイク・アリエッタはMLBから処分を受ける可能性がある」と見出しを付け、アリエッタが口にした“威嚇発言”の代償を伝えている。

 問題となった試合は6日(同7日)のメッツ戦。先発アリエッタは5回に対戦したフレイジャーに死球を与えた。この際、フレイジャーは怒りでバットを地面に投げつけ審判に不満を爆発させた。

 この試合で3死球を与えていたアリエッタは試合後に「フレイジャーは不満を持っているなら、僕のところに来ればいいさ。彼の頭に傷を作ってやるから。彼は審判に話していた。僕は25フィート離れていたところにいた。もし彼が怒っているなら、一対一で話せるじゃないか」とコメント。相手を威嚇する過激発言を口に物議を呼んでいた。

 記事では「MLBはこのような過激な脅しをしたことに関して、おそらく罰金という形でアリエッタを処分することになりうる」と伝え、アリエッタの処分について言及している。(Full-Count編集部)

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