エコプラザ訴訟終結へ 設計業者 上告見送り方針

 宮崎市大瀬町の廃棄物処理施設「エコクリーンプラザみやざき」の浸出水調整池の破損を巡る損害賠償訴訟で、6月の控訴審判決で約11億円の支払いを命じられたエイト日本技術開発(日技、岡山市)が上告を見送る方針を固めたことが12日、分かった。施設を運営する県環境整備公社(宮崎市、金丸政保理事長)も上告しない方針を示しており、控訴審判決が確定し、一審の第1回口頭弁論から9年にわたった民事訴訟が終結する見通しとなった。

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