芸人よりもダークサイドな「グラビア・アイドルの闇営業」 恐怖の体験をした2名が告白する“断れなかった”仕事

カラテカ入江、宮迫博之ら芸人の闇営業スキャンダルから派生してグラビアアイドルの闇営業が 「大下容子ワイド! スクランブル」(テレビ朝日系)で特集されたり、マクラ営業の斡旋を巡る恐喝事件が報じられたりしています。

まだまだ、氷山の一角のようです。

「食事会を装って、財界人や企業舎弟に斡旋されている女性タレントは沢山います。プロダクション等の社長が資金繰りのために女の子を生贄として差し出すのです」(パパ活プロデューサー)

『ギャラ飲み』として女性にも金銭的な見返りはありますが、理不尽な扱いに告発したがっている人も少なくないようです。しかし、業界で生きることの支障になったり、身に危険が及んだりすることを恐れて泣き寝入りしているとのことです。

元グラビアアイドルのA子さんは事務所を辞めることを決意した恐怖の体験を回想します。

「撮影でお世話になった制作会社社長から食事会に誘われたので、所属事務所の社長の許可を得て、参加したんです。そしたら、コワいお兄さんがたくさんいる廊下を抜けて通されたお座敷には、目つきや雰囲気が違う
方々が数人いらっしゃいました。断りにくい空気感で…」

制作会社社長には、多額の借金があり、貸金業者に返済を待ってもらうための利息代わりに女衒活動をしていたそうです。

お世話になった社長の紹介だと断りにくく、犠牲になってしまったA子さんはお気の毒です。

出版関係者から忘年会パーティの司会を紹介されたセクシー女優のB子さんは、

「紹介者の先輩の付き合いある企業舎弟のパーティでした。会場に行くまで、どんな人たちの会社がわからないし、お顔を見て帰るのも失礼だから、仕事はきちんとしました。紹介者が保証してくれるわけでもないから、間に人が複数入った紹介は危険よね。」

と闇営業に巻き込まれるリスクを語ります。間接的な紹介にも慎重にならないと防ぐのは難しそうです。

今後、報道はグラドルの闇営業に広がっていき、意外な「謹慎者」を生み出すかもしれません。(文◎星野純連)

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