パブリカデラックス | トヨタ - 車名は「パブリック+カー」からの造語

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開発当初は前輪駆動を目指していた

・モデル名 :パブリカ デラックス
・世代/型式:初代/UP10D型
・メーカー名:トヨタ
・年式   :1967
・撮影場所 :クラシックカーフェスティバルin小金井 2016

パブリカは「パブリック+カー」からの造語。ドイツの「フォルクスワーゲン」に近い意味合いだね。

当初の開発計画ではシトロエンの2CVを範とした前輪駆動車を目指したんだ。FFはプロペラシャフトが不要なため軽量化に有利だし、走行安定性も優れているというメリットがある。ただ、シトロエンはすでに戦前から「トラクシオン・アバン」という先進的な前輪駆動車を開発した実績があったらか2CVにもそのノウハウを生かすことができた。
ところが、当時の日本の技術水準では実用に耐える前輪駆動車はまだ難しかったんだね。トヨタはパブリカの試作段階で前輪駆動を断念し、後輪駆動車として開発が進められていったんだ。その努力は決して無駄ではなかった。プロペラシャフトによる重量増加のハンディを様々な工夫で補って、600kg余りという軽量化を達成した。そこで得られたノウハウはのちのトヨタ車に受け継がれていったのだからね。

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