路面電車と歩道橋のオブジェ 再開発で変わる町の一場面

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撤去作業中断中の歩道橋を通り抜ける路面電車=長崎市新大工町

 6月下旬から撤去工事が実施されている長崎市の新大工町歩道橋が、路面電車の軌道敷をまたぐ中央部だけ残り、オブジェのようにそびえ立っている。

 歩道橋は新大工町電停に渡る唯一の経路だったが、2月に横断歩道が整備され、役目を終えた。接続していた旧長崎玉屋やパーキングセンターも市街地再開発事業に伴う解体作業が始まり、歩道橋も撤去されることになった。
 九州地方整備局大村維持出張所によると、歩道橋の下部を路面電車の架線が通っており、架線を付け替えるまでは今の姿のままとのこと。珍しい光景に立ち止まって写真を収める人の姿も見られ、再開発で変わりゆく町の一場面として一見の価値あり?。