32メートル巨大かっぱ巻き完成 平戸・田平「がわっぱ祭」にぎわう

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息を合わせて長さ32メートルの巨大かっぱ巻きを作る子どもたち=平戸市、田平町民センター

 地元のカッパ伝説にちなみ、夏休みを前にした子どもの水難防止を願う「がわっぱ祭(まつり)」が13日、長崎県平戸市田平町の町民センターであり、児童たちが長さ32メートルの巨大かっぱ巻きづくりに挑戦し、成功させた。
 「がわっぱ」は平戸の方言でカッパの意味。同町には江戸時代、子どもを川に引きずり込むいたずら好きのカッパを封じ込めるため、僧侶がお経を1文字ずつ書いた石を川底に沈めた伝説がある。
 イベントは住民でつくる同祭伝承会が毎年開き32回目。32回を記念し、児童たちは米20キロとキュウリ20キロ、のり300枚を使った長さ32メートルの巨大かっぱ巻き作りに挑戦。約160人が掛け声とともに息を合わせ一斉に巻いた。
 太田正喜会長(72)は「楽しい夏休みを元気に過ごし、2学期を新たな気持ちで迎えてほしい」と話した。カッパ像を載せたみこしパレードは雨で中止した。