【町田忍の素晴らしき庶民文化】町田さんがデザインするとアロハもレトロ

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今回ご紹介するコレクションはアロハシャツ!それもただのアロハシャツではなくて、なんと町田さん謹製!アロハシャツだから南国風と思いきや、そこは町田さん、やっぱりレトロな香りが漂うデザインになるのであった。

町田さんくらいになると、アロハシャツも作っちゃう

あれは、いつぞやの取材の帰り道。町田さんがはためくかき氷の旗を見て言った。
「あの柄のアロハシャツ、作ったよ」

……
………( ゚д゚)
“持ってる”じゃなくて“作った”ですかそうですか。さすがは町田さん、言うことが斜め上でございますwというわけで、そんなおいしい取材ネタがあるのならば行かないわけにはいかない、ということで、今回のアロハシャツ企画がスタートしたのである。

いったん心を落ち着かせて別日に取材に行くと、まあ出るわ出るわ、町田さんらしいアロハの数々wしかもこの日はBGMも掛かっていて、当然ながらアロハwさすが町田さん、わかってらっしゃる!

そんなわけで、ヴァンヂャケット以来の町田忍のファッションショーをお楽しみいただくことにしよう!

第一作:アロハとかき氷の融合!

今回の取材の契機ともなった、第一作のアロハシャツがこちら。20歳のときに構想し、奥さんと結婚したときに作ったという、構想段階を含めると50年以上前の代物なのだとかw
気になる素材は東京浅草はかっぱ橋に行って、よく見るこのかき氷の旗を4枚購入したそうな。まさか店主もアロハになるとは想像もしてなかっただろうな…(;´Д`)
ちなみにシャツに仕立ててくれたのは奥さんのお母様だったそう。お母様もまさか娘のご主人がこんな頼みごとしてくるとは想像もしてなかったろうな…(;´∀`)

自転車やの旗も仕立て次第でおしゃれアロハに

昭和30年代くらいの丸石自転車の旗を、アロハシャツに仕立てた一枚。特定の自転車屋の旗なんぞいったいどこで手に入れたのかと疑問だったが、骨董品屋で500円手に入れたそうな。この色と文字の大胆さが気に入り、シャツに仕立てることにしたんだそう!

後ろを向くとこんな感じで、縦書きの旗をぐるりと胴回りに使用していることがわかる。結果、よくわからないけどなんだかおしゃれなものに見えるんだから不思議だw

どっかの商店街のオフィシャルアロハかな?いーえ、元・法被(はっぴ)です。

でっかく野田支部と書かれ、堂々とした紋が描かれたこちらのアロハシャツ。こちらは千葉県は醤油の町として有名な野田市の消防団かなんかの法被をあつらえたもの。オリジナルの柄をそのまま活かせるように、仕立てに苦労したそうなw

だが、その甲斐あって、後ろ姿もこの堂々とした風格である。こういうものを最初から使ってたと言われても疑わないレベルである。………ていうかホントよくやるな、コレw

と、ここまでずらずらと紹介してきたが、そもそもアロハシャツってなんだかご存じだろうか?

アロハシャツ (Aloha shirt) とは、パイナップルやフラを踊る女性などのトロピカルなモチーフや、金魚、虎などのオリエンタルなモチーフ(和柄と呼ぶ)を華やかでカラフルな色彩で染め上げた、シルクやレーヨン、ポリエステル、綿などの生地を用いて作られる開襟シャツ。(Wikipediaより)

とのことだが、そもそもの起源は日系移民が持参した着物を再利用する際に、開襟シャツに仕立てたのがはじまりだとか。だから和柄でかつリサイクルな町田さんの自作シャツは正真正銘由緒あるアロハシャツということになるw

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IT:しかし、旗とかがこんなになっちゃうんですね~

町田:そうそう!もうね、なんでもいいの!材料なんかw

ポン:こういう仕立てに出すときって、どこまで指示してるんですか?
あの自転車のやつとか…

町田:あー、あれはね。完全おまかせ!

一同:えー!?

ポン:それであのクオリティとは…仕立て屋さん恐るべし…(゚A゚;)ゴクリ

と、いうわけで実はいろんなものを使って、オリジナルの服を作ることは意外とできるということがわかった今回の取材。これを読んでいるオヤジたちの中にも、昔は洒落者で鳴らした人もいるだろう。そんな過去の遺産を現代に蘇らせてみる、というのもいいのではないだろうか?
もっとも町田さんいわく、仕立て代がけっこうするらしいんだけどねw例えば法被のヤツは、数百円で仕入れて、仕立て代は1万円程度だったとか…(゚A゚;)ゴクリ
次回も引き続き、町田デザインのアロハシャツをご紹介しようと思う。既成品もあるヨ。

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