相模川と圏央道に挟まれた厚木市下依知地区の耕地の一角にヒマワリの花が今年も咲きそろった。夏の訪れを告げる黄色い花々が近くを通るドライバーや訪れた人を楽しませている。植栽に当たる実行委員会によると、見頃は20日ごろまで。
耕地は相模川沿いの道路脇に広がる敷地のうち約4千平方メートルを活用。河川愛護事業の一環として地元住民らでつくるフラワーパーク下依知実行委員会が1998年から草刈りや季節に応じた花の植栽を行っている。実行委によると、ヒマワリの植栽は5度目。
東京都町田市から訪れた男性会社員(31)は「花が同じ方向を向いていて写真が撮りやすい。見応えもある」と話し、一緒に訪れた知人女性とスマートフォンでの撮影を楽しんでいた。
実行委の幹部は「花を見に訪れた人々が和んだり、交流が深まったりすればいい」と話していた。こうした草刈りや植栽を行うことで、ごみの不法投棄なども目立たなくなったという。
場所は新相模大橋から相模川上流に向かって圏央道沿いに約200メートル進んだエリア。