観光企画、支えた雪かきに感謝状

JR東、芸工大生に贈る

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JRから感謝状を受け取った学生たち=山形市・東北芸術工科大

 観光キャンペーン「行くぜ、東北。SPECIAL 冬のごほうび」の特別企画「蔵王温泉大露天風呂の冬季特別開放」に協力したとしてJR東日本仙台支社営業部は9日、東北芸術工科大(山形市)の学生に感謝状を贈った。担当者は「学生の皆さんの“やる気”によって、特別な企画になった」と喜び、学生は「蔵王の魅力を多くの人に発信していきたい」と声をそろえた。

 同JRの冬の観光キャンペーンは3年目で、特別企画の実施は東北6県で初。大露天風呂は通常、冬季閉鎖しており、JRの企画として今年3月に無料開放した。3日間(計9時間)で、685人が入浴。学生は温泉旅館関係者らと共に雪かきに汗を流した。

 同大で行われた贈呈式で、感謝状を手渡した古津敬浩営業部長は「一度に200人も入ることができる露天風呂は珍しい。人を呼ぶ力がある。雪かきを課題とする関係者の背中を押してくれたのが学生。学生の力があってこそ実現できた」と話した。学生への感謝状は初めてだという。

 学生7人が出席し、いずれも3年の鈴木賢太さん(20)は「冬だからこその景色があり、この温泉の良さを伝えられたと思う」、井苅将樹さん(20)は「地元すぎてこれまで訪れる機会がなかったけど、自分も蔵王の温泉を体験できた。知らなかった蔵王の魅力を多くの人に体験してもらえたのでは」と振り返った。

 特別開放は来シーズンも予定している。