#長崎県150周年おめでとう 県民有志が実行委立ち上げ SNS活用しPR活動

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パネルを手に記念写真に納まる参加者=長崎市江戸町、出島表門橋公園

 「長崎県」という名称が誕生して今年で150周年になることを記念し、県民有志が「長崎県150周年おめでとう実行委員会」を立ち上げ、県民に本県の歩みを再認識してもらおうとSNS(会員制交流サイト)を活用したPR活動などに取り組んでいる。呼び掛け人の西彼長与町在住の会社員、田中甫脩さん(31)に実行委立ち上げの経緯や狙いを聞いた。
 田中さんが企画を思い付いたきっかけは、5月20日付本紙の記事だった。記事では1869年に「長崎府」が「長崎県」に改称した歴史や、この事実があまり知られておらず県も記念行事を計画していないことを伝えた。田中さんは「50年に一度の機会なのに、何もしないのはもったいない」と感じ、ツイッターで「何かやれることはないか」と投稿。知り合いを含む数人から反応があり、有志で実行委を立ち上げたという。
 実行委はホームページとSNSで、6月20日で長崎県が誕生して150年になることを周知。「#長崎県150周年おめでとう」のハッシュタグを付けた投稿を呼び掛けたところ、20日前後に投稿が相次いだ。中には県内のお気に入りの場所を撮影した写真や、県外在住の本県出身者による投稿もあった。田中さんは「県主催の企画と勘違いした投稿もあった」と笑う。
 6月22日には旧県庁舎に程近い、出島表門橋公園(長崎市江戸町)で記念撮影を実施。約20人が「150」とかたどった大きなパネルを持ち上げ、写真に納まった。長崎市の会社員、大串康紀さん(27)は「ツイッターを見て面白そうだったので参加した。知らない人同士でも会話が弾んだ」と楽しそうに話した。
 実行委は、この記念撮影を県内全市町の象徴的な場所で実施しようと準備を進めている。また、実現できるかはわからないが、航空写真を活用して明治初期と現代の長崎を比べながらまち中を歩くスタンプラリーや、県政150年の歩みを振り返るパネル展もやってみたいと意気込む。
 田中さんは「一人一人の力は小さくても、集まれば大きなことができる。本県出身者が地元の魅力を再発見して『やっぱり長崎いいなあ』と思ってくれたらうれしい」と意気込む。
 実行委の公式ホームページはhttps://150.nagasaki.pw/