うま塩メニューで健康に 国東市が弁当版・外食版マップ【大分県】

市民の肥満改善へ21品 

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うま塩ヘルシーメニューを提供する店舗をまとめたマップ=県東部保健所
カロリーを抑え、色みにもこだわった「松風」の弁当=国東市国東町富来浦

 肥満の割合を測るBMIが32.7(2016年度)と県内ワースト3位の国東市が、塩分を控えたおいしい料理「うま塩ヘルシーメニュー」の提供店舗をまとめたマップを作製した。県と協力した同様の取り組みは別府市や杵築市でも実施。国東市はメニューが21品(姫島村の1品含む)と最も多く、弁当版と外食版に分類して紹介した。市の担当者は「外食や弁当を購入する機会の多い若年層を中心に周知したい」と話している。

 国東市医療保健課によると、市民の約3人に1人が肥満。車移動の多さや運動習慣が少ないことが肥満の原因。急性心筋梗塞や脳血管疾患の標準化死亡比も高い。

 県が定めるうま塩ヘルシーメニューの基準は食塩相当量3グラム未満。同市の場合、1食当たり700キロカロリー未満の条件を追加した。

 マップは、提供店舗のメニューをカラーの写真付きでまとめた。外食版の該当メニューを食べると、県が開発したスマホの健康アプリ「おおいた歩得(あるとっく)」でポイントがたまるキャンペーンも始まった。

 市内国東町富来浦の「松風」(重松大志代表)は15種類の食材をバランスよく使った弁当(税込み500円)を売り出した。主菜は鶏肉やサバでカロリーを抑えた。副菜にはシイタケやサツマイモを使い、色みにもこだわった。

 市は健康状態改善のため、健康づくり計画をまとめたリーフレットも作製。運動習慣の定着や正しい食生活を呼び掛けている。